そろそろ全国的に梅雨も明けるころになってきました。梅雨が明ければ日差しのきつい夏シーズンの到来です。
アトピーの人でも通勤通学の時間や生活活動によっては強い日差しにさらされることがあると思います。
肌の露出が多くなるのでアトピー患部に日光が直接あたる機会も増えるということになり、日焼けによりアトピー肌に影響があることも懸念されます。
そこで日焼け止めを塗って日焼けを防ぐことを考えないといけませんが、アトピーでも日焼け止めを塗ってしまってよいのでしょうか?
アトピーの日焼けによる影響とは
日焼けによりアトピーがひどくなることはあるのでしょうか?
- 日焼けすると肌が黒くなって皮がめくれる
- 紫外線を強く肌に当てることになる
- 炎症していたりひっかき傷が多いと日焼けすると悪化する可能性がある
アトピーではなくても日焼けをしてしまうと皮がめくれたり体がかゆくなってしまうので、すでにアトピーの症状がひどい人は日焼けしてしまうと悪影響が起きる危険があります。
従ってアトピーであっても積極的に日焼け止めを使用したほうが好ましいです。
アトピーでも日焼け止めは使ってもいいのか?
アトピーでも日焼け止めは使えます
結論から言うとアトピーでも日焼け止めを使っても構いません。
ただし、日焼け止めと言っても色々なタイプが存在するので化学成分が少ないものを選択するのがおすすめです。
ノンケミカルかどうか確認する
日焼け止めにも化学成分が少ないものが存在します。
- 紫外線吸収剤不使用のもの
- 無香料・無着色など明記されているもの
これらが明記されていればノンケミカルな日焼け止めかどうかを確認できます。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
日焼け止めには、主に紫外線吸収剤を使ったタイプと紫外線散乱剤を使ったタイプがあります。
紫外線吸収剤はUV効果は高いのですが色々と化学成分を使ってるのでアレルギー反応を起こす可能性があります。
紫外線散乱剤は単純な成分で紫外線を跳ね返すため、肌への影響はありません。
従ってアトピーの人は紫外線散乱剤を使用している日焼け止めを使うことで肌への影響を抑えることができます。
アトピーでの日焼け止めの使い方
いきなり使い始めずに影響がないかどうか確認する
肌への影響の少ない日焼け止めを選べば問題はないはずですが、念のために腕の一部などに使ってみて肌への影響がないかどうか確認しましょう。
塗る前に保湿ケアをしておく
日焼け止めを使う前に保湿剤を使って肌の乾燥を防ぐことで、肌の潤いを保ったまま日焼けから肌を守ることができます。
またどうしても日焼け止めの成分が気になるという方は保湿剤を使うことにより肌と日焼け止めの接触がなくなるので安心して日焼け止めを使用することができます。
多めに出して手のひらを使ってムラなく塗る
腕の場合、まず肌の上に日焼け止めを線状に出します。
そして手のひらを使って大きく円を描くようになじませます。
アトピーのおすすめ日焼け止め
アトピーでも安心して使用できる日焼け止めを紹介します。
キュレル UV カット UV エッセンス 50g [医薬部外品] 日焼け止め SPF30 / PA++
この商品は敏感肌向けに作られた日焼け止めなので非常にアトピーとの相性も良くおすすめです。
この商品自体に保湿成分が含まれるため、とくに事前に保湿剤を使用することなくこの商品を使用しても肌の潤いが十分保たれます。
また紫外線吸収剤、着色料、香料を使っていないのでアトピーの肌にも優しい商品です。
まとめ
アトピーでも日焼け止めを使っても問題はありません。中でもノンケミカルな日焼け止めがアトピーの肌にも優しいのでおすすめです。
夏の強い日差しからアトピーの肌を守りましょう。