アトピーの生活上の心得

「肩の痛みに悩んでいませんか?」アトピーと肩こりとの関係

アトピーで肩こりにも悩まされている方はおられるでしょうか?アトピーがひどいと他のことがおろそかになるので肩こりがひどくても仕方がないと思われる方もいるでしょう。

また、アトピーと肩こりは別に関係ないのではないかと思うかもしれません。しかしアトピーに強いという整体師や整骨院の先生がいますのであながちアトピーと肩こりに関係ないとは言い切れません。

そこでアトピーと肩こりの関係性について考えてみたいと思います。

肩こりとは?

おそらく肩こりなんかないという方は少人数じゃないかなと思いますので肩こりの痛みや辛さはご存じじゃないでしょうか?

肩こりとはどんな症状なのか軽くまとめてみます。

肩こりの特徴

  • 肩の筋肉が固まってしまい時には激痛になる
  • 血行が悪くなるので血中酸素が不足したり筋肉に乳酸などの老廃物が溜まりやすくなる
  • 常に肩の筋肉が緊張している状態なので睡眠中でも筋肉が緊張してしまい、睡眠障害につながる
  • 猫背の姿勢になりがちな人はさらに肩こりがひどくなる
  • 猫背の姿勢により、呼吸が浅くなり酸素が不足しやすい
  • 姿勢が悪くなることにより、運動効率が悪化し疲れやすくなる
  • これらのことから相当のストレスを感じ、精神的にも疲弊する

睡眠中で布団の中で寝ている姿勢の時は本来肩の筋肉はかなり柔らかくなりますが、肩こりがひどい時は寝てるときに肩に触ってみると普通に固いことがあります。

また、肩こりがひどい人の傾向としては枕を敷いて仰向けになって寝ているときに肩が浮いてしまっていて枕と床と首の下あたりに空間が出来ていることがあります。枕が高すぎてもこうなることはありますがこういう傾向の方は肩こりがひどいと考えられます。

肩こりの原因

  • 運動不足で体が固い
  • 姿勢が悪い
  • デスクワークなど同じ姿勢でPCを使い続ける仕事をしている
  • ストレス

肩こりの原因としては以上のものがあります。最近の傾向としてはスマホを長時間使い続けることによる肩こりが問題になっているのではないでしょうか?

このイラストだと結構良い姿勢でスマホを操作していますが、もっとスマホを真正面にもっていくには肩から首を丸めるように頭を前にもっていきスマホを持っている腕を上に挙げる姿勢になります。

大体の人はそういう姿勢でスマホを操作しているので肩こりに悩まされている人は今かなりの数に上るのではないでしょうか。

肩こりとアトピーの関係

そこでアトピーと肩こりに何の関係があるのかというと、肩こりの特徴で述べた事柄は全てアトピー悪化要因になりえます。

  • 血行不良
  • 睡眠の阻害
  • 肩などの痛みによるストレス

特にこれらはアトピーにとって致命的な症状です。ただでさえかゆみなどで睡眠不足になりがちなうえに肩こり症状や睡眠時の筋肉活動によって睡眠が阻害されてしまっては非常に質の悪い睡眠になってしまいます。

またアトピー性皮膚炎とは皮膚上に起きる炎症ですが、原因となるのは血液や臓器による免疫細胞の活動の異常によるものです。

肩こりなどで血行不良が起きてしまうと栄養や酸素が体に行き渡らなくなり臓器の活動や免疫細胞はさらに異常な反応を起こしてしまいますので、だんだん自己再生能力が低下してしまう恐れがあります。

悪化すると日常生活にもかなり支障がでてしまうので、肩こりがなくなればアトピーも消滅するとは言いませんが少なくとも悪影響の元を少なくすることができるでしょう。

肩こりを解消する方法

整体師や整骨院に診てもらう

肩こりをなくすには整体師さんに診てもらった方がいいでしょう。骨がずれてたりしている可能性もあるのでもしかしたら整骨院のお世話になることもあるかもしれません。

しかし、数日診察を受けたりマッサージを受けたところで肩こりは治りません。特に強く揉んだりするようなマッサージ師に施術されると悪化することもあり得ます。

また金銭的や時間的にも頻繁に整体に通うわけにいきませんので整体師に任せきりにしていると肩こりを解消するのは困難ではないでしょうか?

では整体に行って何をするのかというと、現状の確認と肩こりを改善するためのコツを指導してもらうのです。肩こりは姿勢が悪くなることにより起きるので、姿勢をよくするための日常生活でのコツや注意点がありますのでそのようなノウハウを整体師に指導してもらいましょう。

  • 悪くなっている姿勢を改善する
  • 固くなったり動かなくなってる筋肉を使えるようにする

このような事柄を目標に何をすればいいのかを教わり、時々診てもらって改善したかどうかをチェックしてもらうようにすればそんなにコストはかからないでしょう。

姿勢を改善する

最近はYoutubeなどで整体師の方も投稿されているので肩こりの治し方の動画を視聴することができますので私もいろいろ動画を観たり本を読んで知識をつけていきました。

その中で一番基礎になるのはやはり「きちんとした姿勢で立つ」ということです。意外とまっすぐに立つというのは難しく、猫背になったり無理にまっすぐ立とうとして胸を反り切ってしまったりします。

前から見ると分かりずらいのですが横から見ると違いがよく分かります。

悪い例では典型的な猫背の姿勢になっています。膝が曲がり骨盤が後ろに傾いたまま肩を丸めて首から頭が前に出ているので、首の付け根の肩回りに頭の重さがのしかかり、肩に相当な負担がかかります。

良い例では膝がまっすぐ、骨盤も傾かずに肩まで一直線に伸びているので首もそのまま上に向かって首をまっすぐ支えています。これだと頭が重いとはいえそれほど肩に負担はかかりません。理想的な立ち方です。

この骨盤の角度を後ろに倒さないように保つことができれば、自然と猫背は解消されます。猫背の場合はこの姿勢を保つ腰回りの筋肉をほとんど使っていないので、普段から気を付けたりトレーニングする必要があります。

ここを気を付けるだけでも肩こりはかなりましになるでしょう。

柔軟体操で肩の筋肉をほぐす

骨盤を矯正したとしてもまだ肩の筋肉が固くなってしまったままになっていますので、肩の筋肉が動くようにしないといけません。

運動は効果的ですが、下手に筋トレなどをしてしまうとさらに筋肉が引っ張られて固くなってしまう可能性があります。肩こりがひどい場合筋トレをする場合は整体やジムのトレーナーと相談して行いましょう。

それよりも肩の可動域をなぞるように動かす運動をするだけでも肩をほぐすという意味では効果的です。中でも一番効果的なのは肩甲骨はがしと呼ばれる運動です。

 

他にも肩甲骨はがしに効果的な運動がたくさん投稿されているので研究してみるのも面白いです。

腕を前に出すときに腕の付け根で曲げるのではなく肩関節は伸ばしたまま肩甲骨ごと折りたたんで腕を前に出すという動作は「甲腕一致」といいますが日常生活ではあまりこの動きはしません。

この「甲腕一致」という動きや、「甲腕一致」させた腕を肩甲骨ごと背中方面に押し出す「立甲」と呼ばれるめったにやらない動きをすることで肩甲骨周りの凝り固まった筋肉を解きほぐすことができます。

「甲腕一致」の実用例

この横向けの寝方だと右肩というより右腕の外側が床についてそのまま左腕の外側まで一直線になっています。実はこの寝方はあまりよくありません。

床に接地している右肩関節や右の鎖骨の接続部分に圧力がかかり、またこの姿勢を保つためにバランスを取ろうとして無意識のうちに左肩の筋肉が絶えず活動することになります。そのため睡眠が浅くなります。

「甲腕一致」という動きが出来ていると右肩甲骨が床に接地したまま背骨を回転させることで横向けの姿勢になれます。右腕外側で支えるような横向けと比べて左肩の高さが低くなるのでバランスを保つのが楽になり筋肉をそれほど使わなくてもよくなります。

ちょうどいいイラストが見つかりませんが、柔道の受け身の姿勢が近いのではないでしょうか。

睡眠中に無意識に「甲腕一致」を行うというのは私もまだその域に届いていませんが、寝る前にちょっとその動きをなぞるだけでも体が覚える可能性があるので効果的だと思います。

まとめ

肩こりで肩がバキバキに凝り固まった状態だと血行不良に陥ったり酸素が体に行き渡らなくなってしまい、アトピーにとっても悪条件となってしまいます。

アトピーを改善するためにも日々の体の姿勢を見直し、柔軟体操を取り入れ肩の筋肉を解きほぐして肩こりの解消を心掛けましょう。

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