アトピーの生活上の心得

「酒を飲むとかゆくなる?」アトピーがひどい時の酒との付き合い方

前回の冬期の水分補給の記事でちらっと酒について言及したんですが、これから冬の季節に入りますので宴会などが増えたり食事中の飲酒が増える傾向がでてきます。

そこでアトピーの飲酒について掘り下げてみたくなったのでまとめてみようと思います。

飲酒するとどうなる?

人がお酒を飲むとどうなるのでしょう。飲酒のメリットをまとめてみます。

  • 胃液の分泌が盛んになり消化を促進するので食欲が増進する
  • 酔うことによってストレスが軽減され、リラックス効果が生まれる
  • 血行がよくなり体が温まりやすくなる
  • 美味しい食事とお酒は人との円滑なコミュニケーションにつながる
  • ワインにはポリフェノールと言う抗酸化物質があるなど、酒の種類によって体に良い物質が含まれていることがある

以上のことがいえるので飲酒は悪いことばかりではないですね。それではデメリットの方を見てみましょう。

  • 一度に大量に飲酒すると急性アルコール中毒になることがある
  • 長期的に一定量以上飲酒したりすると肝臓などの臓器に障害が発生することがある
  • アルコール依存症に陥り飲酒をやめられなくなることがある
  • 糖質やプリン体が含まれていることがあるのでそのような酒を飲み続けると太りやすくなったり尿酸値が高くなり痛風になることがある
  • 利尿作用があるので水分が体の外に排出されてしまう

やはりメリットに比べるとデメリットの方が大きく感じるので飲酒は控えた方がいいという印象があります。

酒に利尿作用があるという点は前回の水分補給の記事でも指摘しました。

「水をちゃんと飲もう!」寒い冬に見逃しがちな水分補給の必要性前回の記事で、アトピーにおける冬季の加湿対策の重要性について述べましたが、冬のアトピー対策についてもう一つ重要なことがあることを思い出し...

そのため酔いつぶれるほど酒を飲んで水分を取らずにそのまま睡眠してしまうと脱水症状に陥ることがあります。

しかし、あくまでも長期的に飲酒したり一時的に大量に飲酒することによる障害が多いです。

毎日飲酒をしたりせず毎回適度の量を心掛ければ、悪影響も少なく飲酒のメリットを享受できるのではないでしょうか?

アトピーと飲酒の関係

ではアトピーの場合飲酒をするとどうなるか考えてみましょう。

アトピーの場合飲酒するとどうなる?

アトピーならではの飲酒のメリットは特に見当たりません。しいて言えばお酒の種類によっては含まれる物質がアトピーに好影響がありえるかもしれない程度だと思います。

ではアトピーでの飲酒のデメリットはどうでしょう?

  • 血行が良くなり体が温まることによってかゆみが増加する
  • 水分が不足する傾向があるので肌が乾燥しかゆみが増加する
  • 肝臓はアトピーにとっても重要な臓器なので飲酒によりダメージを受けるとアトピーにも悪影響がある
  • 太ってしまったり血液の状態が悪くなりやすいのでアトピーにも悪影響がある

このようなことが考えられます。飲酒による悪影響がアトピー悪化要因につながってしまいます。また、一見メリットに感じられる血行が良くなるという点から考えても痒みの増加をもたらす結果につながってしまいます。

私の場合はビールジョッキ3杯とか飲んでしまうと体が猛烈にかゆくなりシャツが血まみれになったりするので自分から飲みに行こうとはしない傾向があります。

やはり痒みによるかきむしりによって肌のバリアが破壊されることが飲酒のアトピーへの最大の悪影響だと考えられます。

アトピーでの酒との付き合い方

上記なことが考えられるため、アトピーの場合は可能な限り酒を控えた方がよいと考えられます。

しかし人との付き合いなど社会的な活動の場では完全に酒を断つというのは難しいかもしれません。また仕事のストレス発散のため酒を飲んで気分を変えたいということもあるでしょう。

ですのでアトピーだからと言って酒を一滴も飲んではいけないとは私も考えてはいません。

  • ビール1~2杯など、アトピーに影響しない量かどうか色々試してみる
  • アトピーに影響しない量を守り、宴会などでも可能な限りその量を守る
  • 酒を飲んだら水分をしっかり摂取する
  • 酔ってしまって塗り薬や保湿などを忘れてしまうのでスキンケアを怠らないこと
  • どうしても酒を飲まなければならない席が多い時期は爪の手入れを徹底する

このように飲酒量の抑制やアフターケアをきっちりやることによって飲酒によるアトピーの悪化を抑えることは不可能ではありません。

ただ飲酒して酔ってしまうとこのようなリミッターがうまく働かなくなるので日常レベルではやはり可能な限り飲酒は控えたほうがいいでしょう。

まとめ

飲酒にはいろいろな作用がありデメリットも多いですが、アトピーにとってはそのデメリットがアトピー悪化要因につながりかねず、それなりの量を飲んでしまうことにより強いかゆみが発生してしまいます。

可能な限り飲酒は控えるか、飲んだとしてもアトピーに影響しない量を守るなどの意識が大事になります。

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