アトピーの生活上の心得

「アトピー以外は正常ですか?」血液検査から見たアトピー悪化の原因

血液検査をしていないという方や、血液検査は健康診断の時しかしてないよという人がいると思います。しかし、アトピーが重症だと血液検査の内臓や脂質の数値が悪いことがよくあります。

アレルゲン検査をしたりステロイド使用したりといったアプローチも大事ですが、アトピー症状以外に悪化している項目がないかを確認してみましょう。

アトピーと血液検査

血液検査はどのようなものがあるか?

アトピー性皮膚炎の場合、血液検査というと一般の健康診断で行うようなものとは違う検査をします。

アレルギー検査

皮膚科の血液検査では以下のような項目を調べます。

  • 特異的IgE検査、非特異的IgE検査
  • TARC検査
  • 好酸球数の検査

これらを行うことにより、アレルゲンの特定やアレルギー反応の重症度合いがわかるようです。通常の血液検査では好酸球数は出てきますが他の項目は見たことはないです。

私は現在通院している皮膚科では血液検査をしていないのでこれらの内容はわかりません。別の皮膚科に行ってた時は毎回血液検査をしてたんですが、毎回同じことを言われてたのでなんか面白くありませんでした。そばやダニがよく検査に引っかかってました。

アレルゲンが特定されればそのアレルゲンを摂取しないようにと言われるだけだし、結局のところステロイドと抗ヒスタミン剤などを渡されるのはどこの皮膚科も変わらないでしょう。

皮膚科を否定してるわけではありませんが皮膚科に通い続けても対処療法しかしないので、なかなかアトピー完治には至らないことが多いです。

通常の血液検査

私は一時期中性脂肪と尿酸値が慢性的に基準値越えしており脂肪肝気味だったので別の胃腸科にも通ってまして、現在3か月に1回くらい血液検査しています。

この検査からではアトピーの詳細はあまりわかりませんが、他の症状についてはいろいろなことがわかります。

  • 肝機能
  • 腎臓機能
  • 脂質代謝
  • その他いろいろ(この辺はアトピーとは関係ないとおもう)

これらに関わる項目が血液検査から判断することができます。調べてみるとアトピーの場合これらの数値が悪化している場合が多い傾向にあるようです。実際私も悪化していました。

アトピーと内蔵異常の因果関係について私は語る資格はないと思いますが、消化排泄に関わるところなのでそこに異常があれば少なくともアトピーに悪影響を与えるので改善するべきなのではないでしょうか?

そういうわけで、この記事では通常の血液検査から分かるアトピーへの対処について語りたいと思います。

通常の血液検査の内容とは

健康診断を受けたりして血液検査を行うと、大きく分けて2種類の検査項目があります。

生化学検査

血液の中の液体部分に含まれているタンパク質や脂質・糖質といった物質を検査しています。この内容から脂肪やコレステロールの異常からくる脂質異常症や、各臓器の異常を察知することが出来ます。

下記は私の前回の血液検査報告書に記載されていた生化学検査の内容です。※ちょっと省略した項目があります。

アトピーの場合、この中でも重要なのはこの画像の中でまとめた以下のグループです。

①肝臓 蛋白の合成や栄養の貯蔵を行っており、有害物質の解毒や分解も行っている。肝炎の場合皮膚に痒みが生じる場合がある。
②腎臓 老廃物の排出や血圧の調整を行い、血液の生成に関わっている。この中の副腎皮質からステロイドホルモンが分泌されている。特に尿酸が重要。
③脂質代謝 中性脂肪や悪玉・善玉コレステロールを表している。これらが異常である脂質異常症の場合、動脈硬化やドロドロ血の原因になる。HDLが善玉コレステロール、LDLが悪玉コレステロールである。

これらの数値が悪い時は、運動不足・甘いものや油ものの食べ過ぎ・アルコールの飲み過ぎから起きると血液検査を受けた時よく言われてます。

調べてみるとアトピーの場合、アトピー症状とともにこれらのいずれかが異常な場合があると言われています。

確かに脂肪肝やドロドロ血等といった症状があった場合、アトピーに影響しないはずはないでしょう。

血液学検査

生化学検査以外に血液学検査と呼ばれる項目があります。血液を構成している細胞を調べる検査ですね。

アトピー的に関連がありそうな項目はEOSINO(白血球の一つ、好酸球数)です。アレルギー反応が強く出ている場合にこの数値が基準値を超える傾向があります。

・・・今回この数値が基準値越えしてましたが、残ってる記録の中ではそんなことなかったんですよねえ。なにがあったんだろう。

通常の血液検査では以上のような内容が記載されています。アトピーで重要なのは生化学検査の方だと私は考えます。アトピー悪化の原因となるものの存在を暗に指摘しているのではないでしょうか。

血液検査から見えるアトピー悪化の原因

上記のことから血液検査では以下のような症状がよくクローズアップされます。

  • 食べ過ぎなどで肝臓が栄養を過剰に貯蔵してしまい脂肪肝になる
  • さらに脂肪の増加で血液中にも中性脂肪が増加し肥満・メタボの原因になる
  • 尿酸が高いとアルコール・糖分・油ものの取りすぎの疑いがある
  • コレステロールのバランスが悪く動脈硬化・ドロドロ血による代謝不良が起きる

大体このようなことが血液検査から分かります。これらの内容が悪いと消化排泄などの代謝能力が低下していると思われるのでアトピーの悪化につながりやすいといえます。

HDLコレステロールは善玉コレステロールと言われていますが、アトピーだとこの数値が基準値を下回ることが多いとネットの記事で見かけます。

さらに、下記の記事でもふれたように普段の便通の状態を確認することで消化・排泄機能が正常かどうか把握することが出来ます。

「便秘はアトピーの敵!」腸の働きを良くしてアトピーを改善しよう「アトピーで便秘気味だけど、便秘とアトピーとは関係ないよね。」って思っていませんか?実はアトピーと腸は密接な関係があるのです。 痔で病...

血液検査で分かった症状を改善するには?

血液検査で確認された症状を改善するには、食事療法や運動によるダイエットを行うといいと考えます。

  • 甘いもの、油ものは極力控える
  • 食べ過ぎず、お酒も控える
  • 筋トレやジョギングなど運動を行う

といった対策が必要になってきます。

また定期的に血液検査を受けることで数値に信ぴょう性が出てくるので、いつも結果が悪い項目があればそういう体質になってしまっているといいきれます。

可能であれば年に数回血液検査を行い、体に異常がないかどうか確認することはアトピーにとって重要なことだと思います。

まとめ

血液検査で分かる体の異常は直接アトピーの原因になるかどうかは分かりませんが、アトピー治療の妨げになるのは間違いありません。なるべく血液検査を定期的に行い体の異常があればそれを取り払う努力をしましょう。

脱ステロイドや脱保湿を考えてる人はこのあたりが悪化しているままだとおそらく成功しないのではないでしょうか?